手汗など多汗症に悩んでいてETS手術を知っている方、既に受けた方などに9年前にETS手術を受けた筆者の思うことを紹介したいと思います。始めに断っておきますが筆者自身の経験と知識による一意見であります。
結論として言えることは手汗に深刻に悩まれていて、客観的にも重症で日常的に支障をきたしていると思われる方で、かつ他に有効な選択肢がない場合に慎重に手術の検討をするべきだと思います。
今、手汗をはじめ多汗症に深刻に悩まれている方はおられると思いますが、それを解決するためにETS手術を受けた結果の副作用である代償性発汗も同等以上の深刻な悩みになりうるということです。手汗の悩みは解決できると思いますが新たに副作用の異常な汗に悩むかもしれません。実際に手術をして自分の期待しない結果になっても、その体で人生を生きていかなければなりません。そして悩みの違いとして手汗など多汗症の悩みは生まれながらの体質であり自分で選択してないであろう悩みですが代償性発汗は自分の選択で手術により人為的に起こる悩みであります。また想像で考えていたことが経験すると安易に考えていたということもあると思います。代償性発汗についても同じことが言えます。
手術後、筆者にとって想定外だったことは、
・温度のみならず、動いた時の汗が異常になったこと
・手術の逆側の頭の汗が異常になったこと
などがあります。医師からもこの点については説明を受けていません。これにより筆者について言えば温度にもよりますが、ごく軽度の運動を伴う仕事でもかなり難しくなったということができます。
しかし手術を受けたことにより深刻に悩んでいた汗が消失し、かつ代償性発汗にも悩んでいない人がいることも事実だと思います。筆者自身、代償性発汗に悩んではいますが一方で片側の手汗が消失し手汗に悩むことがほとんどなくなったことも記しておかなければならないでしょう。
もし手術の検討をするのなら時間がなかったり今辛いからと前のめりにならず慎重に慎重をきすべきです。病院によりホームページにかいてあることに違いがあり、初回手術で片側か両側か、遮断の場所、代償性発汗の治療の有無等々、大きく違いがあります。筆者は初め近くの外科医に行ったところ初回両側手術を示され代償性発汗については患者に、その後会ってないので分からないと言われました。そこで手術を受けていれば今より悩む結果になったかもしれません。
最後に筆者は手汗や代償性発汗を含め多汗症で悩まれている方の対策として重視されるべきなのは精神的な面での改善だと思います。それについて多汗症治療の第一選択は精神面の改善だという記事を書きましたので、よければ、お読みください!

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